野良猫の被害から守るには、猫の特徴、習性をしっかり理解する必要があります。
猫の特性や習性を無視して対策を行っても、効果をあまり期待できません。
様々な猫撃退方法がありますが、あなたは正しい方法で行っていますか?
テリトリー
猫は縄張り意識が強い動物として知られています。
そしてその行動範囲は50m、100mなど、意外と狭い範囲で行動することが分かっています。
このような狭い範囲内において食事、トイレ、他の猫との交流、そして就寝を行っています。
そのため飼い主の都合によって引っ越しをしたり、自分の臭いに慣れ親しんだ場所から離れたりするのは、猫にはとても辛いことです。
このように猫というのは、自分のテリトリー内の中で行動しています。
他の動物と比べて縄張り意識が強いので、自分の庭がそのテリトリー内に入ると様々なトラブルに見舞われることがあります。
野良猫のトラブルに悩んでいる方は、被害に遭っている場所が猫のテリトリー内でないかどうかを確認しておくと良いでしょう。
テリトリー内であれば、早めに対策を打つ必要があります。
市販の忌避剤
猫撃退対策として、様々な猫よけグッズが売られています。
しかしトゲトゲなど、市販のグッズなどを設置してもその上に糞をすることがあります。
これは、その場所に対しての執着心が強いことを意味します。
また無理に追い払ったり、その他の方法を取ったりすると、今まで被害がなかった場所に糞をされることもあります。
トラブルを回避するには、そのテリトリー内に猫が嫌う匂いをまくと良いでしょう。
猫の糞のある場所や通り道に、匂いの強い忌避剤をまくと効果を期待できます。
また雨が降ると効果がなくなることがありますので、雨上がりに再びまくと良いと思われます。
野良猫の被害に遭っている方も多いと思いますが、被害を最小限に抑えるには効果のある対策を施す必要があります。
猫は縄張り意識が強いので、その縄張りを壊すような対策が有効です。
様々な猫撃退方法がありますので、小まめに行うようにしてください。
猫がなんか動物捕まえてきた
猫の先祖は小動物や鳥等を捕まえて食べる習慣がありました。
なので、猫はねずみや鳥などを今でも捕まえます。
捕まえた動物を食べずに遊んだりするのは、人間から餌が十分に与えられているからだったりします。
なので、一概におなかがすいたから、ねずみを捕獲しているというわけではないんですね。
また、猫が捕まえた動物をわざわざ飼い主の所へ持ってくる場合もあるようです。
これも猫の習性によるものです。
猫は狩りの方法を自分の子供に教える習慣があるのです。
なので、人間の飼い主でも、狩りをしない自分の子供と認識していると、こういった狩りでとらえた獲物を目の前に持ってきたりして、狩りの仕方を教えようとしているのかもしれません。
これで飼っている猫が獲物を自分の前にもってきたら、その猫からは子供と認識されているかどうかわかりますよ。
なかなか面白いネコの習性でした。ではでは。